集団生活で心配なこと

集団生活で心配なこと

子供が初めて社会と接するのは保育園と言ってもよいでしょう。保護者と離れて集団生活をすることで子供はいろいろな知識や知恵を吸収します。登園し始めて、どんどん成長していく子供に目を見張ることでしょう。

 

しかし、まだ抵抗力の弱い子供を預けることで心配な点もあります。感染症の心配です。いろいろな家庭環境の子供が集まっていることで、病気の集団感染の恐れも考えられるのです。

 

そのため、各施設では、学校保健法に基づいた予防策を実行しています。日常的な消毒が欠かせません。おむつ交換の際の手洗い、トイレの後、おやつの準備、食事の準備など多くの場面で手洗いと消毒を慣行しています。加えて、家庭でも同じように徹底した感染症の予防をする必要があります。

 

子供が特にかかりやすい感染症には、水ぼうそう、おたふく熱、はしか、手足口病、プール熱、インフルエンザなどがあります。体調がすぐれない場合には早めに病院へ行って診断を受けることが必要です。

 

受診の際に感染病という診断が苦だったら、通っている保育園への連絡も忘れないようにしましょう。もちろん、医師の許可が下りるまでは、登園することはできません。

 

子供は少しぐらいの熱があってもじっとしていません。本人は元気なつもりで外出したがりますが、保育園を休んでいる間は、買い物などに連れ出すことも禁止です。また、その間は、保護者も仕事を休むか、面倒を見てくれる人を探す必要があるでしょう。

 

感染症にかかってしまった場合、再登園するには医師の診断書が必要です。保育施設によっては提出を求められることがあります。いずれにしても、通園している施設と連絡を取りあうことが大切になります。


楽天&Z会幼児コース