まずは見学

大切な子供を保育園に預ける場合に、施設を決める基準として考えられることがいくつかあります。自宅から近い、職場から近い、交通の便が良い、入園できればどこでも良い、など、ある意味保護者の事情を優先して考えることがありました。しかし、最近では、通園する子供の立場を考えた施設の選択を考えている保護者も多くなりました。

保育園は0歳児からでも入園できますから、子供によっては小学校に入学するまで通うことになります。同じ施設なら6年間も通うのですから、できるだけ環境の良い施設で時間を過ごさせたいと考えるのが親心でしょう。そのためには、入園先を決める前の見学が大切になります。

検討段階で見学をすることは特異なことではありません。多くの保護者が希望していますし、保育施設側も積極的に見学者の受け入れをしています。もし、見学を断るような施設があったとしたら、入園候補から外した方がよいでしょう。

見学会を実施している施設と見学自由という施設があります。もっとも参考になる時間帯は、午前10以降から昼食前でしょう。昼食後はお昼寝の時間になってしまいますので、子供の様子を見てもあまり参考にはなりません。

児童が揃う時間帯以降は、最も活動が活発になっていますし、独自の教育プログラムを見学することもできます。保育士さんたちの保育の様子も子供たちの活動の様子もよく観察できるでしょう。

見学会の場合には、時間が決められていますし質疑応答の時間もあらかじめ決まっていますので、申し込みをして参加します。見学自由の保育園の場合には、予約をして、お互いの都合を確認し合ってから行くとよいでしょう。

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