保育園でのアクシデント

保育園でのアクシデント

元気のいい子供ほど怪我はつきものです。特に保育園に通うようになると、運動量も活動範囲もグンと広がりますので、さらに怪我の危険が増えます。大きな怪我と言うことではなく、ぶつけだり、転んだりしてできるすり傷や切り傷などが主なものです。

 

保育園に通っていて怪我をして帰ってくると、目くじらを立てて起こる保護者がいますが、健康体の場合には小さな怪我は元気の証拠と考えるとよいでしょう。怪我の手当ては、保育士さんがきちんと消毒をしてくれますのでよほどのことがない限り安心なのです。しかし、手当てが不十分な場合には、正しい処置をするように要望をすることが必要でしょう。

 

怪我の原因が、ころんだりぶつけだりした場合には、心配はいりません。しかし、友達とのけんかによる怪我の場合には、当事者同士の言い分をきちんと聞く必要があります。また、保育士さんからの事情説明を受けることも忘れないようにしましょう。

 

けんかの原因を確認したら、仲直りするところまでが大切な躾です。後にしこりを残さないようにすることが集団生活では大切な学びとなるのです。

 

また、自分の意見が通らないときにいきなり噛みついてしまう子供がいます。家庭においてもそのような行動をとる場合には、きちんとした躾が必要です。保育園は躾を行う場所ではなく、円滑な集団生活を覚える場所なので、躾は保護者の責任と考えましょう。

 

保育園も小さな社会です。アクシデントが起こっても当たり前と考えましょう。大人として、保護者として、アクシデントが起こった時に冷静に対応できるように、普段から心がけておくことが大切なのです。


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