保育園にするか幼稚園にするか

保育園にするか幼稚園にするか

幼い子供がいる保護者が働いている場合には、働いている間は子供の面倒を見てもらう必要があります。就学前の子供の場合には、保育園か幼稚園に通わせることになるでしょう。

 

両方の施設の違いは主に、監督官庁、適用法規、入園方法、開所時間などに見られます。どちらに通わせたら良いのか迷う保護者もいるようですが、両方の特色をよく知ることで解決できるでしょう。

 

まず、幼稚園ですが、監督官庁は文部科学省になり、学校という枠に入れられます。これにより運営などで適用される法規は学校教育法となるのです。

 

入園を希望する場合には、直接、園に申し込みます。面接や簡単な選抜試験を設けている幼稚園もありますが、基本的には、申し込み順で入園することができます。

 

幼稚園は学校枠ですから、小中学校と同様に夏休みや冬休みがあります。また、保育時間も4時間程度と短いので、フルタイムで働いている場合には、通わせるのは難しいかもしれません。

 

一方の保育園は、監督官庁は厚生労働省になっていて、児童福祉法によって守られています。学校ではありませんので、遊びを通じて生活習慣を身につけるなど、躾を中心とした保育内容が設けられています。

 

入園希望の場合には、所在地の自治体を通して申し込みます。地域によっては、募集人数が限られているため、希望の施設に入れず、待機児童になってしまうこともあります。比較的入園基準は厳しく定められているのが特徴です。

 

預かり時間は基本的には8時間です。保育園によっては延長保育を実施しているところもあり、午後9時近くまで預かってくれるところもあるようです。


楽天&Z会幼児コース